2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

力学§4メモ

・慣性基準系における自由粒子の運動に関するラグランジアン、その速度に対する依存の仕方を調べる。・系K'と系Kとの速度の関係式v'=v+ε(εは無限小速度)を考えると、K'でのラグランジアンL'と、KでのLとの違いは、時間の関数の完全導関数だけ(§2)。L'を…

力学§3メモ

・基準系は、力学現象の法則が最も簡単な形になるようにとる。・力学系に対して、空間が一様かつ等方的で、時間も一様であるような基準系を常に見出すことが出来る。 →慣性系のこと・自由粒子が運動する慣性基準系では、空間と時間の一様性から、Lは自由粒子…

力学§2メモ

・力学系の運動方程式の一般的な定式化は、最小作用の原理によって与えられる。・ラグランジアンLを導入。Lはq,\dot{q}, 時間tの関数。・作用S(=Lのある時刻t1からt2までの時間積分)が最小となるように系は運動する。=最小作用の原理・Sの最小値からの変…

力学§1メモ

・一般座標q, 一般速度\dot{q}の導入。・経験が示すように、座標と速度の全てが同時に与えられれば、系の状態は決定され、それ以後の運動は原理的には予言可能。 =ある時刻に全ての座標qと速度\dot{q}を与えると、その時刻における加速度\ddot{q}の値もまた…

モチベと方針

社会人になってはや数ヶ月。昨今のニュースを見て、物理に対する興味が再びふつふつと湧いてきた。学生のころ、目の前の研究課題をこなすために、がむしゃらに関連分野の知識をかき集めた。それなりの研究結果をだして、いくつかの論文の共著者となった。で…